私は７年ほど前に交通事故で頚椎捻挫になりました。

その当時、レントゲンを見た整形外科の先生は「首のカーブがない」「もともと首が細くて長いから衝撃には弱い」などと言われ、１ヶ月ほど仕事を休み毎日リハビリに通いました。

ある程度良くなってきたこともあり、その後は仕事をしながらリハビリに通ったのですが、そこからは良くなることもなく、普段は首が重い感じで、疲れが溜まると左腕が痺れる状態が続きました。

このままリハビリを続けても良くならないのではないかと思い、それ以降は鍼灸、カイロプラクティック、指圧など一つの治療院に３ヶ月～半年くらい通っては、「これはダメだな」と見切りをつけ、次の治療法を探すということを繰り返していました。

そして先生のホームページを拝見し、試しに一度行ってみるかくらいの軽い気持ちで治療に行きました。

最初の治療を受けながら、現在の自分の体の状態や今後の治療方法などを丁寧に説明してもらい、「これなら何とかなるのではないか？」と思い週一回のペースで通い始め、早一年になりました。

今までの治療院との大きな違いは、日常を通して自分で自分を治すという考え方でした。

とはいっても難しいものではなく、ストレッチポールなどを使った１日１５分ぐらいの体操など簡単なものでした。そして、治療院に行ったときには、治療＋現在の体の状態に合わせた体操の指導を受けました。そうしているうちに、段々と体の状態が変わっていき、今では首の痛みも取れ、他の人には「姿勢が良いね」と言われるようになりました。

今後は、さらに柔軟性が高く、疲れにくい体を作る為、治療を受けていきたいと思っています。

K.N.さんに初めてお会いした時には、私と同じか少し私よりも背が低く感じました。しかし、施術を行なっていくうちに、私よりも身長が結構高いことに気が付きました。

それだけ初診でお会いした時の姿勢が背骨のカーブが潰れており、スウェーバックという状態が強かったのだなぁ～と感じました。

施術の当初は、とにかく自覚症状を減らすことを目標に施術を行ないました。施術を開始して２～３ヶ月経つ頃には自覚症状も軽減し始め、姿勢が随分と変化してきました。

ある程度、K.N.さん自身でリアライメント（姿勢改善）が出来るようになってからは、その状態を少しでも長く維持できるようにと体幹を安定させる為の体操を覚えて貰いました。

半年もする頃には、ほぼ自覚症状は無くなり、疲れやすかった体も随分と疲れなくなったと言って頂きました。

現在では治療の為の施術と言うよりは、より良い体を作る為の施術や体操を行なうようになりました。

「状態が安定しているので、施術の期間を開けても大丈夫そうですよ」とお伝えしたところ、「施術を受けるとモチベーションが上がるので、もうしばらく週１回通ってみたい」と言って頂き、そのヤル気や言葉にとても嬉しく思います。

K.N.さんの自分自身の体にとても興味を持って頂き、自宅でも体操を頑張って下さったのは、まさに二人三脚で頑張ってきたんだなぁ～という気持ちです。

他の方が来院された時も、今回のようにモチベーションを上げて、前を向いて身体に向き合って頂けるように今後とも頑張っていきたいと思います。

K.N.さん、感想文を沢山書いて頂きありがとうございました！