左胸の熱痛、圧迫感を訴えて来院された患者さん(他にも首の痛みや頭痛を訴えておりました)
病院で冠攣縮性狭心症と診断されたとのことでしたが、胸の痛みは肋間神経痛ではないかとのこと
【冠攣縮性狭心症とは】
冠状動脈が一時的に痙攣して細くなり、血流が低下することによって起こる狭心症。夜間から早朝にかけての安静時や、飲酒・喫煙時などに起こることが多い。(コトバンクより)
病院では心臓に対しては薬を処方されたましたが、肋間神経痛に対しては治療をしていないとのことでした
背中をみると胸椎が前方に陥没するようなズレがあり、左肋椎関節に胸に響く圧痛がありました
この辺のズレで肋間神経痛だけでなく、動悸などにも影響を与えることがあるので、胸椎のズレを整えることを中心に施術を行いました
胸椎のズレに問題があると考えつつも全身のバランスの崩れから胸椎にズレが出ていると考え、全身施術の後に胸椎の調整を行いました
最後に自宅で出来る簡単な呼吸法を指導して、その日の施術は終了としました
1週間後に2回目の施術に来院された時には、胸の熱痛や圧迫感が消失したとのことでした
この方を施術した数日後に、鍼のセミナーに参加してきました
そこで「胸椎に問題があったり左肩甲間部に圧痛が確認されると狭心症と間違えられる症状が出る」と教わりました
「おお!まさにタイムリーな話題」
丁度、同じ部位に問題がありましたのでとても納得!
とても印象に残る症例でした
鍼灸指圧治療院 晴明堂
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