膝の痛みについて

これまで接骨院や整形外科で、多くの方の膝を施術させて頂きました。 「転んで膝を打ってしまった」「運動をしていて膝を強くねじってしまった」というような

 

明らかな原因で膝が痛くなってしまったという方は少なく、多くの方が気がついたら膝に痛みを感じるようになり、段々と痛みが強くなった。

 

 そして等々我慢できなくなって来院したと言われます。

 

長年、気がつかないうちに膝に負担を掛けてしまった結果…

 

症状だけで無く膝に水が貯まって関節が腫れてしまったり、お医者さんにレントゲンを撮って貰い「変形性膝関節症です」と診断されてしまったというお話をよく伺います。

 

しかし一体なにが原因で膝に負担が掛かってしまったのでしょうか?

 

世間でよく耳にすることは

体重の増加が膝に負担が掛かけている

膝を支える筋肉が弱いために関節に負担が掛かる

悪い歩き方や草むしりなど膝に負担の掛けるような動作を行なっている

靴が悪い(クッションが効いてない)

といったところでしょうか?

 

これまでに見た膝に負担を掛けている例として

足首の捻挫の後遺症から気がつかないうちに膝を捻る癖がついていた

股関節が硬いのが原因で膝が伸びなくなり関節に負担が掛かっていた

骨盤の歪みから膝に負担が掛かっていた

大腿骨(太ももの骨)が捻れて膝関節に負担を掛けていた

脛骨(スネの骨)がズレている為に膝関節に負担を掛けている

など

他に上げていくとキリがないので御終いにしますが、ここに挙げたように膝だけの問題であることは少なく、様々なことが膝の痛みに繋がっていることがあります。

 

その為、膝痛施術において「膝関節に負担を掛けている原因は何なのか?」を特定することがとても大切になります。

 

 

膝の施術方法

明らかな原因がある(ケガをした)場合

急性期の治療の基本はよく冷やして、安静にし、テーピングなどで固定し、膝を心臓より高い位置になるように足の下にタオルや枕を入れて仰向けに寝ます。(RICE処置)

怪我をして1時間以内に急激に腫れ、熱を持っている場合には靭帯や半月板などの損傷、骨折が疑われる為、すぐに整形外科を受診して下さい。

以前に、怪我した時の古傷が痛むとか、強い外力(スキーなどで転倒したなど)が原因ではなく軽く捻った、ウォーキングを頑張りすぎて痛みがでたなどは当院の施術の適応となります。

 

施術としては、膝に痛みや炎症がある場合には、まず炎症を引かす為に鍼灸・テーピング・指圧などを行います。

 

痛みや炎症がおさまりましたら、後遺症として関節の動きに異常がでないように関節モビリゼーションという方法で関節の動きを正常化させる為の施術を行います。

 

膝の周りの筋力が不足している方には筋力トレーニングを説明させて頂きます。

明らかな原因がなく徐々に痛みが出てきた場合

先ほど記載したように明らかな原因がなく痛みが出てきた場合には膝だけの問題であることは少ないように思います。

 

今まで施術を行ってきた方の中には、膝を触らなくても、股関節や骨盤、腰の施術で膝の痛みが改善する方が何人もいらっしゃいました。

 

膝だけの問題でなく、他の場所に問題がある場合には、膝だけの施術ではなかなか改善せず、改善したとしても時間と共にもどる場合が多いように感じました。

 

長年、膝の痛みを患っている場合、膝を真っ直ぐに伸ばすことが出来ない方がいらっしゃいます。

膝に痛みを持つ多くの方は腰や股関節を伸ばせない為に膝を曲げることで視線が正面を向くようにバランスを取って立つようになります。

 

膝がしっかりと伸びることにより関節面が正しい位置に収まり、関節を支える靭帯が正しい張力を発揮し、膝関節が安定するように出来ています。

 

逆に膝が真っ直ぐ伸ばせず、いつも少し曲がっていることで、関節面が密着せずグラグラし、靭帯も緩んだ状態の為、膝の軟骨や半月板に負担を掛けてしまうのです。

膝が曲がった状態のままでいると膝だけの問題だけでなく、姿勢が崩れ、腰が反ったり、背中が丸まったり、肩こりや手の痺れなど他の場所にまで症状を出す場合があります。

 

当院では、膝だけでなく、なぜ膝に痛みが出たのか、どこが原因で膝に負担が掛かっているのかを探し出し、全身のバランスを整えるように施術していきます。

 

また自宅にて簡単な運動を行って頂くことにより症状の早期改善を目指していきます。

 

全身のバランスを整え、関節運動を正常化し、筋力を付けることによって痛みの改善と症状の進行を抑えることができます。

 

変形性膝関節症であっても老化現象と諦めないでください。

改善することも多いですし、進行させない事も大切です。